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顧客理解を深める新しいオーディエンス戦略:Agentic Audiencesのご紹介

目次

  1. 推測から確信へ:オーディエンス設計のギャップを埋める
  2. 消費者のように思考する AI
  3. パフォーマンス・マーケター向け:Audience Agent
  4. 代理店のバイヤーおよびキュレーター向け:Audience Planner
  5. 単調な作業と手探りの運用に終止符を打ち、戦略に集中できる毎日へ

推測から確信へ:オーディエンス設計のギャップを埋める

新しいツールを紹介する前に、なぜ開発に至ったのか、その背景についてご説明します。

これまでは、「購入につながる新規顧客獲得」という 目標起点 ではなく、「購入者はきっとこの属性に当てはまるだろう」といった 仮説 で施策を始めがちでした。

このようなターゲット層に関する推測と実際の的確な属性のギャップは、主に次の2つの課題を生みます。

  1. 関連性のない広告はスルーされる:パーソナライズで本当に効果を出すには、表面的な属性ではなく、実際の行動からユーザーを理解することが欠かせません。
  2. 無駄な配信コストが発生しやすい:購入意欲のない層に配信しても、成果には結びつきにくいからです。

それでも従来のワークフローが続いてきた理由は明快で、スピードと確度の間で板挟みになりやすいからです。

これまでは、仮説ベースで早く進めるか、時間をかけてゆっくり分析するかの二者択一でした。

Agentic Audiences を取り入れれば、どちらかを諦める必要はありません。

AIが複雑な分析を高速に行うことで、推測ではなく目標から施策を組み立てられます。AIが購買につながりやすいユーザー層を自動で抽出するため、迷いの少ない運用が可能になります。

消費者のように思考する AI

Criteo は、従来の仕組みを少しずつ改善するのではなく、別のアプローチを選びました。

Criteo は既に 世界最大級のオープンコマース・データセット への独占的なアクセスを持っています。一方で、膨大なデータから目標達成に役立つセグメントに落とし込むには、これまで煩雑な作業が必要でした。

弊社では、約7.2億人のアクティブユーザーの購買行動を捉え、日用品から家電まで約3,700カテゴリーにまたがる45億の商品SKUを対象に分析しています。さらに、17,000社超の広告主(約4,100ブランド)や200以上のリテールメディア・ネットワークを含む大規模なエコシステムにまたがるデータが含まれています。こうした行動データは、デモグラフィックだけでは捉えきれない、購買のニュアンスまで反映します。そして、重要なのはこの膨大なデータをきちんと使いこなせることです。

Criteo AI Lab のおかげで、エージェント型AIを活用して、オーディエンス設計をより速く、より分かりやすく、そして勘ではなく根拠に基づいて進められるようにしました。 Criteo の Agentic Audiences は数十億のデータをもとに、実行可能なプランに落とし込み、最適なオーディエンス戦略づくりを支えます。

パフォーマンス・マーケター向け:Audience Agent

Commerce Growth を活用するブランドマーケター/メディアバイヤーにとって、成果は最優先事項です。購入につながりやすい層を、できるだけ早く見つける必要があります。

Commerce Growth の Audience Agent は、オーディエンス設計における迷いと単純作業を減らすための AI アシスタントです。属性を手作業で選ぶのではなく、文章で伝えるだけで進められます。

ターゲット層が「アウトドア愛好家」の可能性が高いなど、大まかな予測を立てるのではなく、 「ハイキングやキャンプ用のリュックを販売するうえで役立つオーディエンスを作成してください」といった目的ベース のプロンプトを入力します。

このようなエージェントの役割は、単なるリスト作成にとどまりません。プラットフォームの使い方をサポートする伴走型アドバイザーとしても機能します。

また、人の思い込みに左右されないことで、見落としがちな相関関係を明らかにすることがあります。例えば、オーディエンスがあまりにニッチな場合には、Lookalike オーディエンスを活用した拡張を提案することもあります。加えて、従来の常識では想像しにくいものの、高いコンバージョンを促進するカテゴリー間のつながりが浮き彫りになることもあります。

代理店のバイヤーおよびキュレーター向け:Audience Planner

次に、サプライサイドの視点です。

Criteo Commerce Grid をお使いの代理店のバイヤーやキュレーターの皆さまは、デマンドサイドのツールを利用している方々と優先順位が異なるかと思います。クリック数よりも、取引のパッケージ化を重視しているでしょう。そのためには、高品質なサプライに加え、具体的なオーディエンス・データを組み合わせて、複雑なRFPに短期間で応える必要があります。

こうした場面でも、 Commerce Grid の Audience Planner があれば安心して対応できます。

要求がびっしり書かれたPDFのブリーフ資料を直接ツールにアップロードできます。AIが文章を解析して目的を抽出し、サプライパッケージに最適なコマースセグメントを提案します。さらに、取引の想定リーチや潜在的な支出も即座に予測します。

こうした動きにより、PMP取引の形へとまとめ上げるまでの時間を大幅に短縮できます。